うつ病 鍼灸

北京堂鍼灸院 新潟市

うつ病について


うつ病は「眠れない」「食欲がない」「行動意欲がわかない」「気分が落ち込んでいる」などの様々な症状が出る状態のことを指します。人により症状は違いますが、主に気分の落ち込み、否定的な考えになり「自分はダメだ」と感じることがあります。その他に、睡眠障害、食欲不振、行動意欲の低下などがあげられます。現在、うつ病には「認知療法」「薬物治療」「休養」が主な治療や対策になり、近年急速に増えている症状です。

 

当院では「うつ病」は自律神経が乱れた状態で安定したのが原因だと考えています。そもそもうつ病の症状は「自律神経失調症」「五月病」などと症状が被っているため、初期症状なら「軽度うつ病」や「自律神経の失調」などの診断が出ます。(「五月病」は「軽度うつ病」が出てきてからあまり聞かなくなりました。)重度になると「うつ病」と診断がでますが、症状自体は自律神経の乱れによるものばかりです。その為、当院では、「うつ病治療」=「自律神経治療」と考えて鍼治療を行っています。うつ病の治療は「メンタルの改善」➡「症状の改善」を考えますが、当院では「症状(自律神経)の改善」➡「メンタルの改善」と考えています。

 

うつ病と自律神経

 

 

①自律神経の正常な状態555②自律神経の乱れた状態

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②の自律神経の乱れた状態は大げさかもしれませんが、イメージしやすいようにしました。赤い線は交感神経と言って優位になると行動的になる神経です。(上に上がっている方が体の状態に大きく影響を出しています。)交感神経は活動状態、副交感神経はリラックス状態だと考えてください。睡眠時は交感神経が低下して、副交感神経が活動して優位になります。昼間は逆に交感神経が活動して、副交感神経が低下します。このように自律神経が切り替わり、体を機能させているのです。

 

うつ病の方は、この切り替えが何らかの原因でうまくいかずに自律神経の状態が逆転しているのです。②の状態は夜から朝にかけて交感神経が活動して行動的に、(脳や神経が起きている状態)昼間は副交感神経が活動して、交感神経が低下します。これだと昼間は体や脳が寝ているような状態なので、「だるい」「力が入らない」「眠い」「やる気にならない」といった徹夜明けのような状態になるのです。

 

きっかけは人によって違いますが、肉体的や精神的ストレスが多く、少しずつ悪化して「うつ病」の状態になるのでしょう。良く季節の変わり目にうつ病になりやすいなんて聞きますが、季節の変わり目に自律神経の切り替えが悪いと、気温や湿度の変化に適応がついていけないから悪化したり、自律神経が乱れるきっかけになるのでしょう。

 

 

うつ病の肉体的症状

・食欲がなくなる

・体がだるい

・疲れやすい

・頭痛

・肩こり

・背中の張り、痛み

・動悸

・便秘

・めまい

・胃の不快感

・不眠 睡眠障害

 

うつ病の精神的症状

・抑うつ気分(憂うつ 気分が重い)

・何をしても楽しくない

・イライラして落ち着かない

・自分を責める

・思考力が落ちる(ボーとする)

・死にたいと考える

 

 

うつ病の鍼治療

うつ病の刺鍼ポイント

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うつ病と自律神経の治療は同じになります。自律神経の切り替えを改善させて、うつ病の肉体的症状を 改善させます。うつ病の精神的症状は肉体的な症状の改善に引かれるように改善することが多いです。(睡眠が改善されるだけでも精神的不安が軽減されることが多く、肉体的症状が精神に負担をかけている事が大きいのでしょう。)

 

自律神経節は首背中腰の脊髄から出る神経が節を構成してそこから内臓や血管、様々な部分に行き動きを調整しています。(人間の体の無意識に調整される機能はほとんどが自律神経によって動いています。)当院の鍼治療はその自律神経の出る首背中腰を中心に鍼を行います。

 

うつ病や自律神経失調症の方によくある症状で、首や背中の痛みがあります。当院ではこの首背中の筋緊張を緩める事と、自律神経に刺激を与えるで改善すると考えています。実際にうつ病や自律神経失調症の方は首や背中に強い緊張があり、そのせいで自律神経に興奮が伝わり、様々な症状が出る悪循環から出れなくなっていると考えてます。鍼は首と背骨の両脇に鍼をします。不眠のある方は頭の天辺に鍼をします。これは頭の皮膚と骨の間を進むように横に鍼をします。頭部の鍼は脳の興奮を落ちつける効果があり、とても効果的です。