頭痛の中には原因が脳内の腫瘍や出血、炎症などで起こることがあります。これらの頭痛は放置すると命の危険がありますので、本文を読んで似たような症状があれば病院で検査をおすすめします。 

危険な頭痛症状

  1. 突然の激しい頭痛(バットで殴られた様な)
  2. 手足のしびれ、嘔吐をともなう
  3. 意識障害がある
  4. 痛みが徐々に強くなり、和らぐことが無い
  5. 朝方に痛くなることが多い
  6. 発熱があり、吐き気を感じる

これらの症状をともなう頭痛がある場合は要検査です。 

危険をともなう頭痛の種類

①くも膜下出血

脳の表面の血管が破れ、脳を包む「くも膜」と「軟膜」の間に出血が起こる病気です。症状は突然、バットで殴られたような激しい頭痛に襲われます。頭痛は後頭部などに現れ、ひどい場合は「手足がしびれたり、麻痺をおこす」といった症状が伴います。中等度の場合は一度意識を失っても戻りますが、意識を失ったまま病院に運ばれることが多いです。出血の為、脳の内圧が上がり、反射的に嘔吐を起こすこともあり、ぱっと見ても重症だとわかる症状です。もしそんな方がいらっしゃったら、すぐに救急車んで病院に搬送してください。嘔吐があった場合は横にして呼吸が出来る様に嘔吐物を出してください。

②脳腫瘍

脳に出来る腫瘍で、大きくなると頭痛が起きるようになります。最初は弱い頭痛ですが、除々に強くなっていき、和らぐことがありません。頭痛は朝方に強くなることが多く、麻痺やけいれんをともなう事もあります。この病気も腫瘍がある為、脳内の内圧が高くなりますので、反射的な嘔吐が起こることがあります。初期は慢性頭痛と思う事が多いので、横になったり休んでいても頭痛が治まらないようでしたら、病院受診をすることが良いでしょう。 

③髄膜炎

脳や脊髄を包む髄膜内にウイルスや細菌が感染して炎症を起こす病気です。多くは鼻の奥の副鼻腔に炎症がおこる「副鼻腔炎」「中耳炎」「風邪」などをきっかけに発症します。38℃前後の高熱を伴うのが特徴で、嘔吐もみられることがあります。即入院して安静にして抗菌薬などの点滴での処置になるでしょう。

再三お伝えしますが、似たような症状があれば、早めに検査をしましょう。何も見つからなければ良いですが、これらの様な病気があったとして、早期の発見ほど予後は良くなります。