頭痛 鍼灸

北京堂鍼灸院 新潟市

頭痛治療について


具体的な頭痛の鍼治療について説明します。

 

そもそも頭痛は8割が緊張型頭痛(筋緊張型頭痛)でその他の頭痛は、偏頭痛が1割強、残りがその他の頭痛です。このページでは緊張型頭痛、偏頭痛の鍼治療やストレッチ、ケアや予防の仕方について説明します。

 

その他の頭痛については、頭痛、偏頭痛①のページの中盤にある「危険な頭痛についてはこちら」をご覧ください。

 

緊張型頭痛の原因

緊張型頭痛(筋緊張型頭痛)の原因は名前の通り筋肉が原因です。首の後ろにある頭を支える筋肉が過剰に緊張することにより、頭の後ろを通過する「大後頭神経」、側頭部を通過する「小後頭神経」が筋肉により圧迫されて、軽度なら違和感(頭が重く感じる)、重度なら頭痛に感じます。

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頭痛の原因筋で代表的なのが「板状筋」「半棘筋」です。これらの筋肉は比較的深部にある筋肉で、頭部の神経はこれらの筋肉の間を通過して出てきます。筋肉が神経を圧迫するのは筋肉疲労による筋緊張が原因です。下を向く姿勢が多かったり、首の筋肉が細いとより筋疲労が起こり安く、デスクワークや下を向く仕事、女性に多く頭痛が起こるのです。

 

偏頭痛の原因

偏頭痛の原因は頭部の皮下にある血管の急激な拡張が原因です。頭の皮膚にはとてもたくさんの血管が走っています。主に首の横から上がっていき、側頭部から全体に行く血管と後頚部から後頭部に広がる血管があります。これらの血管が頸の筋肉と頭部の筋肉に圧迫されてしまい、血管が強制的に開こうとして戻る時に偏頭痛が発生します。

 

偏頭痛が起こる前は首や頭にコリや違和感を感じたり、普段から肩こりが強い人に良く起こるのはそのためです。血管を圧迫する筋肉は斜角筋や僧帽筋、側頭筋が主な原因です。

 

緊張型頭痛、偏頭痛の鍼治療

緊張型頭痛と偏頭痛の鍼治療は先に説明した筋肉を中心に刺鍼します。首の筋肉は何層にもなっているため、深部の筋に浅く刺しても当たりませんので安全かつしっかり刺す必要があります。

 

鍼の刺鍼位置

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頭痛の鍼治療は図の青点が首の筋肉に対する治療でオレンジ線が側頭筋に対する治療です。

 

緊張型頭痛の鍼治療です。首は脊椎の棘突起の外2センチにやや内側に向け刺し脊椎椎弓に当てて止めます。後頚部の一番上のラインは、ベット面に対して垂直よりやや足側に向けて刺鍼して頸椎に当てて止めます。頸の後ろから横のラインは皮膚に対して垂直に刺し頸椎に当てます。横の斜角筋付近は前側に向かないように刺して頸椎に当てます。

 

首は頸椎が筋肉の最奥に存在しますので、向きに気をつけて刺鍼すれば頸椎に当たります。頸椎に当てて止めれば安全に置鍼も出来ますし、確実に板状筋や半棘筋、斜角筋などの深部筋にもしっかり刺すことが出来るのです。ハッキリ言ってこれができるか出来ないかで頭痛治療の回数が大きく変わります。これが出来れば1,2回で頭痛は軽減や無くなりますが、しっかり刺せないと3回、5回と完全に治るの時間や回数がかかります。

偏頭痛の場合は、緊張型頭痛と同じ頸の刺鍼と側頭部に刺鍼して滑らせるように水平に刺します。耳の上側にある側頭筋を横断するように刺します。頭は骨が隙間なくついているので安全に刺鍼出来ます。子供や頭の手術をした人は打ちません。子供は頭の骨が固まり切っていないのと、筋肉が柔らかいので筋肉性の頭痛になりません。風邪や別の頭痛を疑います。手術をした人は位置を確認して刺すか、近い場合は刺鍼せず首のみの治療になります。